ユーロの見通しはさらにネガティブに、トリシェ総裁発言(2008/9/4)
2008/9/4の今日、欧州中銀金融政策発表がありました。
政策金利は、据置の4.25%に決定したのですが、
そのあとのECBトリシェ総裁の会見がネガティブなもの
ユーロが売られる展開となりました。
政策金利を決めるインフレについては、以前高止まり傾向と、
原油高の影響を感じさせる内容。
ただ、ユーロ円相場にとって重要な景気判断がネガティブとなっています。
「最新の指標は2008年半ばの成長減速を示す」
「経済見通しへの不透明感が特に強い」
などの発言は、景気後退感をつげ、
これによるユーロの下落に歯止めを掛ける発言が出ると思いきや、
「強いドル政策に留意する」
など、ユーロ安を歓迎しているムード。
この発言により、156円を割り、155円台に突入しています。
ユーロ円は、2008年3月に151円台を記録しており、
このトリシェ総裁の会見により、市場の方向性が明確になった感もあります。
また、この目標が未達におわる場合もあるでしょうが、
基本、ユーロ円は下落方向。
最新の経済指標との言葉どおり、
ZEW、IFOなどのユーロの重要経済指標に、相場が左右されることとなりそうです。

